おだやかな暮らし

日々の備忘録。

可愛いんだから。

今日は娘の二ヶ月バースデーでした。実家の両親が娘の顔見たさに会いにきてくれて、近所のテラスのあるレストランへ出かけ一緒にランチ。ひと月会わない間にニコニコ笑うようになったり「あー」「うー」と声を出すようになったり、新生児の頃から赤ちゃんらしくふくふくとまるくなった娘を見て二人ともとろけていました。笑 気持ち分かります。私も毎日とろけている。。早いなぁ、出産して二ヶ月。ちょっと出産した日を遠く感じるようになってきました。

去年の今頃の私には、来年は子どものいる日々を過ごしているなんて想像もつかなかった。前を向きながらもまだまだ妊娠は先の事かもなと遠い目をしながら仕事をしていました。人生なにが起こるか分からない。

今月になって本格的に娘と一緒に過ごす生活が始まりました。体調も戻り、じっくり娘と向き合って過ごすことが出来ています。娘のそばにいながら、人間の赤ちゃんってこんな感じなんだなぁと愛しさを通り越して感動すらします。「ふにーっ!」とか「ふにゃ〜」と泣く声。「ハッハッ…!」と息を吐きながら必死で乳首を探す動き。みじかくて小さな出足をバタバタさせて、ベッドの上でひとり宙を掻いている姿。(夫は宇宙と交信していると言っている…)ゴキゲンなときに舌をなぜかペロペロと出す…大人並みの音量のおならや可愛いくしゃみ、あくび。出産することがなければこんな赤ちゃんの細かい仕草なんて知りもしなかった。人生の中でとても貴重な時間を与えられているんだなと感じます。

平日は朝早く出勤し、夜遅くにやっと娘の顔が見れる生活の夫。最近の夫の帰宅は22時くらいで先月よりは(一時的に?)早くなりました。出産してからひと月は私が実家にいて離れて生活していたというのもあるけれど、週末に会いにきてくれてもそこまで積極的に娘と触れ合ったり話しかけたりせず、私の父と弟と一緒にお酒を飲んで笑っている夫。抱っこをしたりおむつを替えたり沐浴を手伝ってくれたりしてくれるけれど、なんとなーくな感じ。「もっともっと名前を呼びかけたり、楽しく触れ合ってくれてもいいのに」と思っていましたが、自宅で3人で過ごすようになってからは毎日娘の顔を見れるようになったからか少しずつ相好を崩すようになってきました。といっても、赤ちゃん言葉を使って話しかけるとか、お顔にぶちゅぶちゅとキスをするとかベタベタなあやし方はないのですが、多分心の中はトロけているのだろうな…と傍から見ていて分かります。初めて父親になって今までに経験のなかった「赤ちゃん・自分の娘」という存在との距離感や接し方を彼なりに模索していたのかも。母になった私はそれはもう本能的に “母” になって色々と動き回れるのですけれど、頭では分かっていてもいきなり “父” になるというのは難しいのかな。

今では夫と娘の触れ合いタイムを見るのが楽しく幸せなひとときです。この間ソファーに座り娘を抱き上げて顔をまじまじと見ながら「お前、超可愛いな。」と呟いているのを見て笑ってしまいました。長い時間を経て私たちのもとにやってきてくれた大切な命。3人の生活はまだ始まったばかり。夫婦ふたりの頃もとても身軽で楽しかったけれど、これからは子どものいる賑やかな3人の日々をめいっぱい楽しもうと思っています。