おだやかな暮らし

日々の備忘録。

夏はすぐそこ。

前回のブログまでの間に何をしていたかなと思い出してみると、近所の保健センターで同じ月齢の赤ちゃんとママとの交流会へ行ってきました。先月案内のハガキがきてすぐに申し込んだのでした。私の友人には2015年生まれのお子さんが2人いて、2人とももうすぐ1才。ひとりは実家に帰省している4月に娘とはじめましてをしたのですが、やはり9ヶ月近く離れていると3月生まれの娘とは大きさがまるで違うのですね。なので、同じ月齢の子のママとのコミュニケーションはとても心強い。

当日、保健センターの広いお部屋に約20組の赤ちゃんとお母さんが集いました。マットの敷かれた床にバスタオルなどを広げ、まずは体重測定。娘は順調に大きくなっており、6キロ間近でした。その後、近所の保育園の先生がいらしてふたりでできる遊びや歌を教えてくれたり、助産師さんから産後ケアや赤ちゃんとの接し方のお話を聞けたり、区の保育所の情報やプレ保育のことを聞けたり。保育園って働くお母さんが子どもを預けるところだとばかり思っていたのですが、ママが子どもを遊びに連れて行ってそこにいるママ達とお話したりランチしたりすることもできる場所なのだと初めて知りました。頂いた案内には、申込み制のママのヨガレッスンや、工作教室、絵本の読み聞かせ、健康相談などもやっています。公園デビューなんて言葉がありましたが、盛んに子どもが遊んでる公園なんて近所にあったかな、そこに近い年の子がいなかったらどうしよう。私といっつも二人でいるのは可哀想…とぼんやり思っていたので、行き場があるんだと救われた気が。

今回一番楽しかった時間は、ざっくりエリア毎にグループ分けされたお話タイム。順番に自己紹介をして、育児の悩みや嬉しかったことなど色んなママのお話を聞けました。笑ったりうなずいたり、あっという間でした。そこで1人ご近所のママと仲良くなり、帰りに来月の保育園の赤ちゃんのふれあいタイムに一緒に参加してみようということに。初のママ友です!正直妊娠が分かったときは、今後ママ友とか付き合いが大変なんだろうなー、憂鬱。。と思っていました。でも、今のところそんな兆しはなく。近い悩みを共有できるありがたい存在なのは確か。今から深くは考えず、適度な距離を大切にお付き合いできたらと思います。

日がすっかり長くなりました。明日は夏至。今年の夏は猛暑だと聞きますが、どうなることやら。赤ちゃんって涼しい顔をしているのに、体は沢山汗をかいたりするのですね。ベビーベッド周りの暑さ対策をそろそろしなければと思っています。娘よ、頑張って産まれて初めての夏を乗り切ろう!

可愛いんだから。

今日は娘の二ヶ月バースデーでした。実家の両親が娘の顔見たさに会いにきてくれて、近所のテラスのあるレストランへ出かけ一緒にランチ。ひと月会わない間にニコニコ笑うようになったり「あー」「うー」と声を出すようになったり、新生児の頃から赤ちゃんらしくふくふくとまるくなった娘を見て二人ともとろけていました。笑 気持ち分かります。私も毎日とろけている。。早いなぁ、出産して二ヶ月。ちょっと出産した日を遠く感じるようになってきました。

去年の今頃の私には、来年は子どものいる日々を過ごしているなんて想像もつかなかった。前を向きながらもまだまだ妊娠は先の事かもなと遠い目をしながら仕事をしていました。人生なにが起こるか分からない。

今月になって本格的に娘と一緒に過ごす生活が始まりました。体調も戻り、じっくり娘と向き合って過ごすことが出来ています。娘のそばにいながら、人間の赤ちゃんってこんな感じなんだなぁと愛しさを通り越して感動すらします。「ふにーっ!」とか「ふにゃ〜」と泣く声。「ハッハッ…!」と息を吐きながら必死で乳首を探す動き。みじかくて小さな出足をバタバタさせて、ベッドの上でひとり宙を掻いている姿。(夫は宇宙と交信していると言っている…)ゴキゲンなときに舌をなぜかペロペロと出す…大人並みの音量のおならや可愛いくしゃみ、あくび。出産することがなければこんな赤ちゃんの細かい仕草なんて知りもしなかった。人生の中でとても貴重な時間を与えられているんだなと感じます。

平日は朝早く出勤し、夜遅くにやっと娘の顔が見れる生活の夫。最近の夫の帰宅は22時くらいで先月よりは(一時的に?)早くなりました。出産してからひと月は私が実家にいて離れて生活していたというのもあるけれど、週末に会いにきてくれてもそこまで積極的に娘と触れ合ったり話しかけたりせず、私の父と弟と一緒にお酒を飲んで笑っている夫。抱っこをしたりおむつを替えたり沐浴を手伝ってくれたりしてくれるけれど、なんとなーくな感じ。「もっともっと名前を呼びかけたり、楽しく触れ合ってくれてもいいのに」と思っていましたが、自宅で3人で過ごすようになってからは毎日娘の顔を見れるようになったからか少しずつ相好を崩すようになってきました。といっても、赤ちゃん言葉を使って話しかけるとか、お顔にぶちゅぶちゅとキスをするとかベタベタなあやし方はないのですが、多分心の中はトロけているのだろうな…と傍から見ていて分かります。初めて父親になって今までに経験のなかった「赤ちゃん・自分の娘」という存在との距離感や接し方を彼なりに模索していたのかも。母になった私はそれはもう本能的に “母” になって色々と動き回れるのですけれど、頭では分かっていてもいきなり “父” になるというのは難しいのかな。

今では夫と娘の触れ合いタイムを見るのが楽しく幸せなひとときです。この間ソファーに座り娘を抱き上げて顔をまじまじと見ながら「お前、超可愛いな。」と呟いているのを見て笑ってしまいました。長い時間を経て私たちのもとにやってきてくれた大切な命。3人の生活はまだ始まったばかり。夫婦ふたりの頃もとても身軽で楽しかったけれど、これからは子どものいる賑やかな3人の日々をめいっぱい楽しもうと思っています。

ふたりきりの1日。

先週末は土日ともお出かけ日和でしたね。強い日差しと青い空。お散歩の時は私もベビさんも日焼けと蚊対策をはじめました。エルバビーバのバズスプレーとヴェレダのUVクリーム。どちらももともと愛用していたオーガニックブランドです。ベビさんにも使ってみたけれど問題はなさそう。その週末に知り合いの男性イラストレーターさんの個展へ夫と三人でベビーカー行ってきました。1年半ぶりにお会いする知り合いの方は、私の元同僚。特に妊娠、出産の報告をしないまま会いに行ったら案の定びっくりされました。生後一ヶ月でベビさんギャラリーデビュー☆夫に抱えられながら作品鑑賞していました。笑

もうすぐで、出産して丸2ヶ月。まだ2ヶ月なようなもう2ヶ月なような…。今月から実家から自宅に戻り、平日は基本ベビさんとふたり。最初は二人きりなんてヘトヘトになってしまうのではと不安でしたが、のんびり気ままに過ごしています。

最近は午前0時〜1時に授乳をすると朝5時くらいまで眠ってくれるようになり、これが大助かり。4月の深夜の授乳あとの1時間の抱っこからずいぶんと変わってくれました!早朝の授乳のあと、夫が起きる7時頃まで再びウトウト…夫を玄関まで見送ってからベビーベッドまで行くと目をぱちくりさせて手足をバタバタさせて遊んでいるベビさんに「おはよー!」とあいさつ&抱っこ。授乳の合間に家事や食事などすませて午後はお出かけしたり、ふたりでお昼寝したり。18時〜20時のいいタイミングで沐浴。夫の食事の支度をしてベビさんとソファーで遊んでいると22時過ぎに夫帰宅。一日に数回はグズってしまう時間もありますが、それくらい全然平気。思っていたより育児って楽しい。そんな毎日です。

先月、実家に帰省したあたりからベビさんが便秘になってしまったと書きました。入院中には2、3回出ていたうんち。退院して自宅にいた時は1日おきだったかな。それが突然3日経っても出る気配がなくなってしまいました。なんでだろう、と記憶と辿るとミルクの種類をころころ変えてしまっていたんです。退院した時は出ていたんだから…と、今月から退院直後のミルクに戻したら3日目に自力で出るようになりました!「やったー!」と「やっぱりー!」が同時に。ミルクも合うあわないがあるのでしょうか。一時は赤ちゃんにも飲ませることができるオリゴ糖を検索してみたりしましたが、何よりたまたま最初に買ったミルクがベビさんには良かったのかな。おかげでお尻の綿棒刺激が不要になりました。実家にいた頃は母とお腹マッサージと綿棒刺激でやっとベビさんが息みだす…よし!頑張れ!といってふたりで応援したっけ。笑 母に伝えると安心していました。もうミルクは変えません。少々話はズレますが、ベビさんがうんちをしたくて「ゔーんっ!」息む声が個人的には可愛くて仕方がないんです。知らない間にうんちをしていてあとで気がつくとちょっとがっかり。笑

先週末から泣き声がとってもビッグになりました。お腹がすいたとき、かまってーのとき泣き方は違えど先月よりも声が大きい!「ンアーッ!!!」と力強く(若干巻き舌な時もあり)呼ばれ、思わず「はいはい!ちょっと待ってー!」と私の声も大きくなる。笑 哺乳瓶を両手を添えて飲んだりこぶししゃぶりと若干指しゃぶりも始まりましたよ。おしゃぶりはよくあることなのであまり気にしていませんが、唾液も増えてきたのかな。もう少し大きくなるとスタイも必要かもなぁ。それと、退院した日に封を開けた3パックの新生児サイズのパンパースを一昨日使い切り、Sサイズにサイズアップしました。ベビさんは産まれた時から大きめちゃんだったので、使い切る前にSSが入らなくなるのではと心配していたのですが、大丈夫でした。最後の方はおしっこの量も増えてきておむつがパンパンになるのが早かったなぁ。SSサイズの小さいパンパースはもう使うこともないのだと思うとなぜか寂しくなり、思わず最後に写真におさめてしまいました。笑

お散歩デイズ。

生後7週間経ちました。今週はさわやかで温かな晴天が多くて、お布団干しや洗濯がはかどり衣替えも完了。何よりベビさんとのふたり散歩も積極的に行けるように…!次の授乳までの数時間ですが、緑道や道幅の広い道などを選んでリフレッシュしています。授乳後というのもありますが、ベビさんはベビーカーに乗せると振動が心地いいのか大体すやすや。休日の天気のいい時は夫と3人でお散歩。その時はミルクセットを持って外でランチをしたり買い物をしたりと長い外出もしています。どちらもとても幸せな時間。。

ベビーカーを使うようになって嫌でも気づくのは、街のあちこちにある段差。いつも使っていたお店も入り口に高い段差があったり、階段しかなくて遠回りしたり。ベビーカーだと窮屈で入れなかったりして断念することもしばしば。先日は練習のため復路にドキドキしながらメトロを使ってみました。どの場所にエレベーターがあるのかチェック。平日昼間でも社内が混み合っていることもあり何本か乗車を見送りました。エルゴは首が座るまで使えないので少しの間だけ不自由なこともあるけれど、ふたりで一緒に外に出られるだけで私の世界はずいぶん広がります。ベビさんが遊べるようになったら、公園や児童館や図書館にたくさんいくぞー!

それから、区の助産師さんがベビさんの様子を見に訪問しに来てくれました。そこで測った体重はついに5キロ超え。3月生まれの我がベビさん頼もしいっす。今月に入って私の体調がよくなるとベビさんに接することにも余裕ができます。するとベビさんの色々なことが気になり始め…。それを書き出して助産師さんに質問させていただきました。詳細は別の記事で書きたいと思います。50代くらいの方かな、ベテランの助産師さんでお話を聞いてもらうだけでも気持ちが楽になりました。来月同じ月齢の赤ちゃんとそのママが集うコミュニティーのお知らせも頂いて早速予約。梅雨の時期だから雨が気がかりですが、今から楽しみです。

5月。

に入りました。ベビさんと私の一ヶ月検診を控え、4月の最後の週末に実家から自宅へ戻ってきました。世間はGWムード。都内を走って家に向かう車の窓から見える楽しそうな人たちの光景がまぶしかったです。

出産からあっと言う間のひと月。まだひと月とも言えますが、その間に私の体調はだいぶ元通りになり、ベビさんの体もぐっと大きくなりました。ミルクだけだと毎回しっかり110cc飲んでいるので、手足ぷくぷく。ほっぺも大福みたいになり(笑)より赤ちゃんらしくかわゆくなりました。

月の初めの私とベビさんの検診は別々の日で、母親検診はベビーを連れていく事ができないので実家の母にヘルプ。自宅にきてベビさんを見ていてもらい、その間に検診と区役所に出産入院時のベビさんの入院費の助成してもらえる分の申請に行ったり。そうそう、診察の帰りに娘を取り上げてくださった助産師さんにお会いする事ができました。退院の時に勤務時間ではなかったようでご挨拶できなかったのがとっても心残りで。まだお若いのにとってもしっかりされてて心強く、どうしてもお礼が言いたかったのです。助産師さんとの相談コーナーで、その助産師さんが今勤務中だということを教えてくださって産婦人科病棟にいますよーと。実際にお会いすると覚えていてくださった。「自分が取り上げた患者さんとまたお会いできるなんて初めてです」と感動してくださって握手をしながらお互い泣きそうになっちゃいました。

後日のベビさんの検診は夫が仕事のため私とベビーカーでふたりでお出かけ。事前にベビーカーデビューをして外出の予行練習をしたのでなんとか行って帰ってこれました。(帰りは雨に降られてしまったのでタクシーでしたが…)ベビさんは3600グラムから4800グラムにまで大きくなり、身長は3センチも大きくなっていました!退院後から悩んでいた便秘や、ずーずーいうので気になっていた鼻づまり、手足の異所性蒙古斑などの相談もしてみましたがいずれも経過をみましょうとのことでとりあえず現時点で問題は何もなし!ミルクで泣き出さないか会計時も少し緊張しましたが無事に終える事ができました。

GW中はとってもいいお天気でしたね!その間の主なイベントとしてはお宮参り。その日は汗ばむ初夏のようなお天気。ベビさんにドレスを着せ近所の神社に行きお祓いをしてしてもらいました。連休中、夫は率先してベビさんをあやしたり沐浴をしてくれたりしてなんだか慣れなそうにしながらも娘が可愛くて仕方ないらしく、側で見ていてパパになったなぁと嬉しい気持ちに。ただ、本人に意欲はあるものの深夜の授乳タイムと寝かしつけは難しいようで…。1LDKのせまい我が家にはリビングにベビーベッドとソファーがあり、深夜と明け方の授乳(ミルク)は基本私がソファーに寝て対応しています。平日寝不足だろうから休日は俺が代わるよという言葉に感謝し、一度お願いをしてみたところ…ベビさんのお腹空いたーの泣き声に全く目を覚まさない夫。。慌ててベッドルームに寝ている私が起きてあやして授乳。。私が起きてたら意味ないじゃん…というかあんなに泣いているのに目覚めないとは。それ以降、気持ちだけはありがたく頂戴して私が深夜の対応をすべて引き受けることにしました。昼間ベビさんと一緒にお昼寝して睡眠チャージしているので大丈夫。

たとえ外出しなくても、なんだかんだで一日があっという間に終わってしまうんですね。そして目には見えないけれど、それでも確実にベビさんは成長していっているんだな。だって、今週くらいから機嫌のいい日はほっぺをつんつんしたり話しかけたりすると今までほとんど口角を上げることなんてなかったのに、ピカピカのスマイルを見せてくれるんです!それがめちゃくちゃ嬉しくて。毎日カメラ連写して撮りまくってます。「あー」とか「うー?」という声も発するようになりました。

ややマタニティーブルー気味だった妊娠中の一時期に “社会に出ずにずっと子どもと二人で一日向き合って家にいたらきっとうつ気味になっちゃうんだろうな。ある程度一緒にいたら保育園探して仕事再開しよう” だなんて考えていたんです。今は、家事そっちのけでずっと娘と遊んでいたいくらい一緒にいる時間が尊い!(涙) そんな早く大きくならないでいいよ〜とすら思ってしまいます。妊娠中の頃の私に言いたい。それは杞憂だよって。育児、まだはじめたばっかりだけど結構楽しいよ!って。今はずっとねんねしている時期で動き出せるようになるときっとそれはそれで大変になってくるんでしょうけど。でも神様が私に与えてくださった育児という人生の中でのスペシャルな時間。もっと肩の力を抜いてたくさん笑って楽しんで過ごしていきたいんです。今のところとっても前向きです…!

実家に帰省

しています。週末にベビさんの生活グッズ一式と、私の滞在セットをトランクに詰めて自宅から車で1時間半。一ヶ月検診までの数週間を実家でのんびり過ごします。

夫は週末に実家に泊まりにくる以外は自宅でひとり。ベビさんの顔を見れなくて寂しいか、一人暮らしの頃に戻って羽を伸ばしているか…とりあえず夫は家事に慣れているので何の心配もいりません。

この頃から、日々成長しているベビさんに少し生活の変化がありました。ひとつ目は、昼間しっかり寝てしまうと夜中の授乳の後なかなか寝付いてくれないこと。大人しくしてくれていればまだいいのですが、ぐずってしまうと大変。大きく生まれてきた子なので結構力もあって、早くもあやすのが一苦労…。深夜に疲れ果てた様子の私を見て母と対策を考えることに。

ふたつ目は、1日に一度しか出なかったうんちの回数が1日経っても出なくなってしまったこと。おなかのマッサージと、助産師さんに入院中に教えてもらったお尻の穴の刺激でなんとか出てくれているけど、自力でしてくれないことがなんとも心配。検診の時に相談してみようかな。

私に関しては、貧血と縫合の傷とむくみ共に元に戻りつつありますが、新たに腰(尾骶骨)の痛みが出始めまして実家近くのベテラン接骨院の先生のもとに通い始めました。この先生には不妊治療をしていた時もとってもお世話になり、背面全体の鍼治療をして頂きに休日に月二回ほど実家に帰っていた時期があります。なので、妊娠できたことを知らせた時にはとっても喜んでくださった。この帰省で出産後はじめて先生にお会いして、改めて出産できた喜びとお世話になった感謝を伝えることができました。

それにしても。昨夜も大変だったのですが、授乳してオムツを替えても寝付かない我がベビさん。時計をみてもまだ1時間も経ってない。抱っこして落ち着くならまだしも、それでも大泣き…午前2時。一階の和室で二人で寝ているのですが、あまりの泣き声に二階の母が心配で見に来る。母が乳児の私を育てていた時は夜に大泣きなんてしなかったそうだから、ベビさんの様子をみて若干びっくりなようです。あやすのを交代してくれる人がいて助かったのですが、来月からまた自宅に戻り夜中に一人で格闘しないととなると憂鬱になります。翌日に仕事を控える別室の夫を起こしてバトンタッチしてもいいものだろうか…そのことを接骨院の先生の奥さん(私より年下で、2児の母。とてもしっかりした方)に話すと、「いいと思います!だって二人の子供なんですから。ある程度は頑張ってそれでもだめなら、はいお父さん!って」そうかぁ。きっちりと役割分担はしないほうがいいのかな。週末夫が遊びにきたら、ちょっと話してみようかな。夫が実家に来ている間は、三人で川の字で寝るので深夜のベビさんの様子を分かってもらえると思うけど。

早くもベビさんは、キックが強くなってきたり抱っこしてー!って泣いてみたり、哺乳瓶を手で押さえながらミルクを飲んだり、生後3週間ながらもめまぐるしい成長を見せてくれます。知恵もついてきています。笑

成長はとても嬉しいけれど、ベビさんの欲望のままに付き合ってはこちらの身動きがとれない…あの手この手で騙くらかす方法を考えながら相手をしなくては体がもちません。あぁ、無事生まれてきてくれてホッとしているもつかの間、こんなに夜に悩まされるとは。新生児ってもっと大人しく寝てくれると思ってた…。

とりあえずあと一週間。休息をとりながらベビさんとの来月からの過ごし方をゆっくり考えたいと思います。

入院生活のまとめ

早いもので、退院して8日が過ぎました。やっとやっと、ブログを書けるような体調に戻ってきました。もう退院後一週間は全てがどうでもよくなるくらい、とにかく体がしんどかった…。本当なら退院して早々私の実家にベビさんと帰省する予定だったのですが、ベビさんの名前がまだ決まっていないのと、区役所へ提出する書類や健保組合に提出する書類の作成、ベビさんの住民票の手配など夫と確認しながら片付けなければいけない事務作業もあったため、互いの母親の手も借りてなんとか自宅で過ごしていました。出産してから退院まで、7日間の入院生活。入院中まったく体調が回復する気配がなく、できればもっと入院していたかったというのが正直なところ。

その原因は

・出産時の大量出血(輸血はなし)による貧血からくる重い頭痛とめまい

・会陰切開の縫合部分の傷の痛み(体を横に倒さないと眠れない、座って食事がとれない、トイレが痛くて大変)

・胸の張りによる痛みと不快感

・産後のひどいむくみ(日が経つにつれ最初は足だけだったのが手や顔まで大変な有様に。退院時、靴が入らずサンダルで帰りました…)

貧血と会陰の傷が最高に辛かったです。出産の痛みよりもある意味過酷だったかも。こんな力のでない体で、ベビさんの夜中の授乳とか…私できない…授乳自体もまだ不慣れで、ベビさんがぐずるとベテランの助産師さんがそばについてくれて、それでやっとベビさんが吸い付いてくれる。助産師さんなしじゃ不安すぎる。。そんな自信喪失の状態で退院日を迎えました。

私が出産した病院は、3時間間隔の決められた時間に授乳へ行く方法と、ベビさんが泣いた時に私の病室に内線がかかってきて授乳させに行くという方法があり、退院前日から今後のベビさんとの生活のことを考えて泣いたら授乳の方法に切り替えたものの…この時も体調が悪すぎて壁をつたいながらGCUへ。私の様子を見かねた助産師さんのお言葉に甘え深夜0時から6時までお世話をお願いして少しでも多く睡眠をとらせて頂きました。

授乳の度に上のフロアのGCUへ。毎回、遠く感じるこの道のりをゆっくり傷が痛まないようにそろりそろりと歩き、こんなに体がしんどくでも…わが子の姿を見る度に気持ちが癒される自分がいるのですね。まだまだ産まれたばかりの赤ん坊。小さいけれど、しっかりと呼吸をして、表情や仕草をころころ変えてお乳を欲しがり、おしっことうんちをして。抱き上げると赤ちゃんの匂いがしてとっても温かい。

いつか夜にGCUで授乳をしていた時、不妊治療をしていた頃のこと、夫と知り合ったばかりの頃のこと、結婚したときの事をぼんやりと考えながら腕の中の娘を見ていて涙が止まらなくなりました。

「わたしは パパとママにあいたくて うまれてきたのよ」

「パパとママのせかいにいきたくて がんばって おなかのなかで おおきくなったの」

まるでそんな風に言ってくれている気がしてきて。奇跡ってこういうことなのかな。妊娠中に思っていた時よりも強く確信をもって言える。この子との出会いは奇跡。私たちにきっと神様が「頑張りなさい」といって授けてくださった娘との出会い。私はもうこの子の母親なんだと改めて感じました。

入院生活で感じた事は、やはり「個室ばんざい!」。とても気楽で快適。御見舞いに来てくれた家族とも周りを気にせずお話しできます。病院選びの際に、産後はどんな状態になるのか予想もつかないので、多少お値段は張れどまず「個室」であること、それから「自宅からの通いやすさ」と「NICUがある」という3点を満たしたこの病院を選びました。あと、いざ入院してみて母子同室でなかったことはある意味助かりました。本当に産後の満身創痍の体で同室だったら、疲労困憊だったことでしょう。その代わりこちらの希望で決められた時間のみ母子同室も体験できるので、2日ほど昼間ベビさんと一緒に過ごしたりもしました。その時はお世話もしつつ、ここぞとばかりにひとりベビさん撮影会☆ベストショットを仕事中の夫にラインで送ったり、母に送ったり。笑 それから、特に気にしてなかった入院中のお食事ですが、ありがたいことに想像以上に美味しかった。退院前夜は病室にコースのお料理が運ばれてきてびっくり。嬉しかったです。

それにしても、入院期間に大変お世話になった助産師さんたちの優しくて細やかで的確な対応力。どなたもしっかりされていて、びっくりしました。妊娠した女性にとって本当に頼もしくて素敵なお仕事だなぁって。私の分娩の時に担当してくださった2人の先生(男性と女性)、私と同年代くらいだったけどそのお二人もとても素晴らしい先生でした。陣痛で逃げ出したい時もどこかでドラマを見ているような感覚もあって…。産後の体調はそう簡単には戻らない…それ以外は色々な方に支えられとても素晴らしいお産をする事ができたのでした。