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おだやかな暮らし

日々の備忘録。

言葉の宝物

妊娠するまで、妊娠してから、身近な人から嬉しい言葉を沢山頂いたことを忘れないように書き留めておこうと思います。

「孫がいる、いないなんて関係ないよ。授かれたならラッキー。親に孫の顔が見せられないなんて思わなくていい。お父さんはお前が頑張っているのを分かっているから。」

母には不妊治療の経過やなかなか前へ治療が進まないことの悩みを時々電話で聞いてもらっていましたが、父はたまーに電話に出てきて「おう、元気か?身体大事にな。」くらい。不妊治療で心が折れてしまっていた時期、ふと両親に会いたくなって不妊治療の病院の帰り道これから行ってもいい?と急に電話をして実家に帰ったことがあります。夏の暑い晴れた日でした。地元の駅まで両親が車で迎えにきてくれ、そのまま3人で外でお昼を食べ家に向かいました。駅で迎えを待っている私が以前より痩せて青白い顔をしていたようで、ふたりとも幽霊が立っていると思ったとか…笑 父は母から少しは不妊治療の状況を聞いていたみたいですがここまで思い詰めているとは思っていなかったようで、久しぶりに実家のダイニングテーブルで、初めて父に不妊治療の近況を私がぽつぽつと伝え「早く孫の顔を見せてあげたいんだけどね」と言ったあとにくれた言葉。「お前が頑張っているのを分かっているから」っていう言葉が何よりも嬉しかった。私、頑張っていたんだ。頑張っているって思われていたんだって。その場では涙をぐっとこらえましたが、帰りの電車を待つホームで思い出してこっそり泣きました。

「私、産まれたばかりのあなたを病室で抱いていて、あぁこの子が子どもを産む時には絶対にそばに付いていよう、ってそんな気持ちが不思議と湧き上がってきたの。」

妊娠3ヶ月に入る頃、私の家に母がひとりで様子を見に遊びにきてくれて夫と三人でお茶を飲んでいた時に母がくれた言葉。私は両親にとって初めての子ども。幼少期のことはかすかにしか覚えていませんが、両親をはじめ周りの大人達からすごく可愛がってもらったという記憶はあります。具体的にこんな風に思ってくれていたなんて…聞いたときは驚いて、なんだかくすぐったくて照れてしまいました。母は60歳を過ぎていますが、仕事は現役で今から予定日前後の仕事調整もばっちりできているのよとはりきってくれています。もちろん分娩の時、母には身体に負担にならない程度にそばにいてもらえたら心強いです。

「本当に、水とかお米とか重いものが必要になったら言って!私いつでも仕事の後に届けにいくから!あと、絵本とかおもちゃも作りたいからプレゼントさせてね!」

年末、夫婦同士でお付き合いのある友達を我が家に招いて忘年会をした時に、あわせて妊娠の報告をしました。ご夫婦2人とも喜んでくれて。いつもなら、4人でワインを何本も開けて騒ぐのに私だけ今はお酒はおあずけ。宴もたけなわ、そろそろお開きかなというときに奥さんが私にこんな言葉をくれたのでした。水とかお米って!ネットスーパーあるんだから大丈夫だって!なんて、恐縮してしまいました。彼女は美大出身のとっても可愛らしいイラストを描く人で私も何度か個展に足を運ばせて頂いています。どんな絵本をベビさんにプレゼントしてくれるのかな。今から楽しみです。またお酒が飲めるようになったら、一緒にワイン開けようねー!!

「会わなくてもわかるよ。君のこどもはきっと優しい」

旧知の仲であるHちゃんから、今年の年賀状に書き添えられていた一文。Hちゃんらしい飾らなくて心が温かくなる嬉しい言葉でした。私よりも4つも年下なのだけど私よりもしっかりしていて時にはお姉ちゃんみたいな子。可愛くてたくましくて、クールで優しい子。彼女は昨年男の子を出産したばかり。年明けHちゃんと息子くんとファミレスでランチをしました。6ヶ月の小さい歯が生え始めた可愛い息子くん。ほっぺがぽよぽよで人懐っこくて終始おりこうさんにしていました。出産予定日が早まったらこの子とうちのベビさんは同じ学年になるのです。どちらにしても、いずれふたりが仲良く遊んでくれるようになったらいいなー。

「君のおかげで人生が楽しいです」

これは年明けの夜、眠りに落ちるか落ちないかという時に突然枕元で夫がくれた言葉。夫は照れ屋さんで、マジなセリフはあえてふざけて茶化したりするタイプ。何の前触れもなくいきなりこんなことを言われ「どうした?」と内心思ったのですが、その直後一気に心が熱くなるのがわかり涙が溢れてきました。本当に時々ですが、嬉しいことを言ってくれるなぁと。私はしょっちゅう好き好き言ってしまうのでそこは対照的。私が隣でこそこそ泣いているなんて気づかず、数分後には心地よい寝息をたてていたけれど思いがけず言われるその一言がどんなプレゼントをもらうよりも宝物だったりします。

この他にも、友人達からの「おめでとう!」の祝福の言葉は本当に嬉しかったし、マンションのお掃除のおばさんや、近所のお肉屋さんのおばさんにも「何ヶ月ですか?楽しみですね」なんて声を掛けてもらったり。仕事を辞める際に職場の皆さんからはベビさんのおもちゃや、靴下やスタイ、安産のお守り、妊婦さんでも使えるコスメ…、知り合いの先輩ママさんや夫の友人の奥さんからはトコちゃんベルトなどの産後グッズのお下がりなどを頂いたり、妊娠中の通勤時には見知らぬ人に電車の席を譲って頂いたり…周囲の色々な方の心遣いに感謝をしなければ。おかげさまで、素敵な妊婦生活を送らせて頂いています。おかげさま。本当に、おかげさま。。